フランスのモン・サン・ミッシェル名物のオムレツを現地で食するグルメ旅

『世界グルメ旅』では、外国の食文化を紹介しています。
今回は、フランスの『モン・サン・ミッシェル』を訪れた女性に、名物のオムレツについてお話を伺いました。
世界遺産『モン・サン・ミッシェル』を見た感想は?
『モン・サン・ミッシェル』は、フランス西海岸に浮かぶ島に作られた修道院で、遠くから見てもインパクトがある建物でした。
何度も改築されてきた修道院は、ゴシックやノルマンなどの様々な建築様式がミックスされた造りになっていて、建築物ファン必見の建築物。世界遺産にも登録されて、観光地として注目度が高い場所ということもあって、多くの観光客で溢れていました。建物の中も見学することができて、非日常的な空間に魅了されました。
しかし、注目するのは建築だけではありません。モン・サン・ミッシェルゆかりの伝統料理もお見逃しなく!
モン・サン・ミッシェルには伝統料理があるそうですね。
オムレツが名物だそうで、私も食べてきました。その料理の始まりは、1888年。アネット・プラールが宿屋を開業し、モンサンミッシェルを訪れる巡礼者のために、料理を振る舞うようになり、巡礼者の為に栄養価の高いレシピをたくさん考案しました。そのレシピのひとつが看板メニューのオムレツです。
伝統料理オムレツのお味は?
エアリーで空気を食べているといっても過言ではないくらい、軽い食感が特徴です。半熟のオムレツよりも、歯ごたえがなく、口の中で泡が溶けて消えていきます。味付けもシンプルで、コンソメスープのような味がしました。今まで食べたことがないような、面白い食感でした!
ただ、オムレツが気に入るかどうかは、独特のエアリーな食感を楽しめるかどうかで分かれると思います。私の周囲でも、完食する人と、残してしまう人がいました。でも、ナイフを入れた瞬間に形が崩れていく様子や、空気のような軽い食感は、一度体験してみてもいいのでは? 現地で食べて、自分の舌で確認してみてください!
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