【注意】6月~10月に多発! 細菌食中毒予防の3原則で食中毒からカラダを守ろう

健康コラム

サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクターなどの「細菌性食中毒」が多発するのは、高温多湿の6月~10月の時期。この時期は、食中毒菌の増殖に最適な環境とされています。今回は「細菌食中毒予防の3原則」を踏まえて、私たちにできる食中毒の予防策を具体的に紹介します。

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細菌食中毒予防の3原則とは

食中毒は怖いものではありますが、きちんと注意すれば大丈夫。たとえ食品の中に食中毒菌がいても、食中毒を引き起こす量まで増えなければ、食中毒は発生しないからです。食中毒菌を増やさない心がけさえ怠らなければ過剰に怯えることはありません。次に挙げる食中毒予防の3原則「清潔」「迅速」「加熱」を意識して調理しましょう。

1)清潔:細菌を付けない


食中毒菌はあらゆるところに付着しています。生の魚や肉、野菜などの食品だけでなく、人間の手指に食中毒を引き起こす細菌がついていることも。そのため、手や調理器具などを介して、食品を汚染することがあるんです。手指・調理器具、食器類の洗浄・殺菌をお忘れなく。

食中毒の予防対策

・丁寧な手洗いを行う。
(生の肉・魚・卵などを扱ったときは、その都度手を洗う。)
(皮膚や粘膜に傷があるとき、化膿しているときは調理をしない。)
・魚や野菜はしっかり洗う。
・保存するときはしっかり包む。または、容器に入れてほかの食品への二次感染を防ぐ。
・台所や調理器具はいつも清潔に。
(生肉や魚を切ったときに使った包丁・まな板を、洗わないまま生で食べる野菜や果物などに使わない。)
・調理器具や冷蔵庫内は定期的に消毒。

2)迅速:細菌を増やさない


食品に付着した細菌は、時間の経過とともに増殖。流通の段階で食品に細菌が付くこともあります。その場合は、購入する時点で既に細菌がいるということ。食材は調理前によく洗い、速やかに食べきるようにしましょう。保存するときは必ず冷蔵庫に入れること!

食中毒の予防対策

・冷蔵庫で保存する。
(冷蔵室への食品の詰め込み過ぎに注意。)
・作った料理は、速やかに食べる。
(温かく食べるものは温かいうちに、冷やして食べるものは冷えているうちに食べる。)
・残った料理を室温で長時間放置しない。
(料理によっては、10分間放置するだけで細菌が2倍に増殖することがある。(※1))
(時間が経ち過ぎた料理、少しでも異変を感じた料理は思い切って廃棄。

3)加熱:細菌を殺す


加熱は細菌を殺すことに繋がります。しっかり食品の中心部まで加熱しましょう。ただし、熱に強い毒素もあるので、加熱すればOKと思い込まないように注意して。

食中毒の予防対策

・中心部までしっかり加熱。
・味噌汁やスープ類の再加熱は沸騰するまで熱を通す。
・最低75℃の状態で1分以上が目安。
(ノロウイルス予防対策では、食品の中心温度が85から90℃以上で90秒以上の加熱が目安(※1))

もし食中毒になったら……

医師が食中毒と診断した場合、その原因や内容を「食品衛生法」にしたがって最寄りの保健所に報告しなければなりません。(※1) また、症状が軽い場合、体調不良や風邪と勘違いすることも。食中毒が感染して広まると危険です。自己判断で気づかないこともあるので、体調の変化に気を配りましょう。

油断大敵! 1年を通して食中毒を予防対策しよう

食中毒といえば、夏をイメージするかもしれません。でも、最近では冬でも暖房で室温が上がりますし、ノロウイルスなど「ウイルス食中毒」は11月~3月に多いため涼しい季節だからといって油断はNGです。家族で衛生管理に取り組み、習慣化するようにしましょう。

参考文献

※1 改訂版 食生活アドバイザー(R)3級公式テキスト

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書籍情報

南條 祐弥

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薬膳コーディネーター、食生活アドバイザー。 食や健康に関する知識を活かし、フリーランスライターとしてWebサイトから書籍まで多岐に渡る媒体で執筆に励む。企画...

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